日本に在住し運転免許試験を取得される場合、日本語での受験とその他の言語による受験を選択することができます。
試験を実施する都道府県によって試験の言語は違いますので、あらかじめ都道府県の警察などに問い合わせをしてください。
【千葉県で受験される場合】
変更されている場合がありますので、詳しくは警察にお問い合わせください
原付免許・小型特殊免許 | 日本語・英語 |
仮免許 | 日本語・英語・中国語 |
普通免許 | 日本語・英語・中国語 |
自二輪免許 | 日本語・英語・中国語 |
準中型免許 | 日本語・英語・中国語 |
二種免許 | 日本語 |
【外国籍の方が日本語で受験される場合の問題点】
日本語の日常会話ができるだけでは、合格できません。
『日本語が堪能に話せる』ということと『日本語の文章を読んで理解する』ということには大きな違いがあります。
運転免許試験を受け不合格だった場合
普通免許・自二輪免許・準中型免許・二種免許を受験した場合
点数が84点以下の場合は、ほとんどの方が日本語の読解力に何かしらの問題があります
仮免許・原付免許を受験した場合
42点以下の場合は、ほとんどの方が日本語の読解力に何かしらの問題があります
試験の回答時間
運転免許試験は1問を約26秒から30秒で回答しなければなりません
この回答というのは、
①文章を読む
②文章の意味を理解する
③ 設問に該当する法令に参照する
④ 設問についての判断をする
⑤ マークシートに記入する
が含まれてきます。
1問を30秒以内に回答するには、
①~② を10~15秒で行う必要があるということです。
日本語の文章は、漢字・ひらがなやカタカナが混在した文章であり、文章の言い回しによっては設問の意味が変わってくる場合があります。
受験者の日本語の読解能力スキルが高くなければ、合格はだいぶ先であると考えてください。
【早期合格の目安】
次のスキルや成績の方であれば、運転免許試験に早期で合格できる可能性があります
1,日本語能力試験 (JPLT)https://www.jlpt.jp/
N2 以上のスキルが必要と考えられます
運転免許試験に日本語能力試験への合格は必須ではありませんが、試験問題に含まれる漢字を苦手とする外国人が少なくありません。また、漢字にはフリガナが振ってあるから大丈夫という方もおります。
それではなぜ漢字を読めて理解しなければいけないのかを説明します。
車両通行帯 という文字の場合
車両通行帯(5文字) を漢字を見た時に読めてかつ意味ができる場合は約3秒ほどです。
しゃりょうつうこうたい(11文字) のフリガナを読んでから理解するのでは、読むのに時間がかかってしまい、それから意味を思いだしているのであれば、漢字で意味が分かるのと比べ2倍以上の時間がかかってしまいます。
全ての問題でその調子であれば、時間は足りなくなるまたは正解率が下がる可能性が高くなります。
漢字を一目で理解できるというのが、日本語で受験する場合の必須条件と考えています
2,教習所での成績
試験種類 | 仮免許学科試験 | 効果測定 |
受験回数 | 2回以内 | 2回以内 |
点数 | 40点以上 | 85点以上(43点以上) |
教習所で仮免許試験を3回以上受験した場合や、効果測定を実施していない、もしくは、80点以下の点数で卒業された場合は、道路交通法をしっかり理解していないか、日本語の読解力に問題がある可能性があります。
自分のどこが苦手なのか再度確認しましょう
【運転免許試験に早期合格するためには】
運転免許予備校 西村堂では早期合格を考えている方へのサポートを行っています。
日本語の読解力スキルに問題のある方は、TERAKOYAで学習した後、エスコースの受講をお勧めしています。